2026.05.22
協業|AILEフレイルAIを活用したEBPMの取組を開始(岩手)
岩手県滝沢市における介護予防政策のEBPM取組を開始
AILEは、連携企業である株式会社デジラボホールディングス、岩手銀行グループおよび滝沢市と連携し、滝沢市が実施する介護予防事業「睦大学(シニア向け市民大学)」を対象としたEBPM(Evidence-Based Policy Making:エビデンスに基づく政策立案)の実証を開始しました。
本取り組みでは、AIを活用した歩行解析によって参加者の身体機能を定量的に評価し、介護予防事業が健康維持にどのような効果をもたらしているかを可視化することを目指します。


介護予防政策の成果は見えているのか
日本では高齢化の進展に伴い、介護費や医療費の増加が大きな社会課題となっています。そのため多くの自治体では、住民ができるだけ長く自立した生活を送れるよう、健康づくりや介護予防に関する様々な事業を実施しています。
一方で、こうした介護予防施策が実際にどの程度健康維持や介護費抑制につながっているのかを定量的に把握できている自治体は多くありません。
本実証は、介護予防施策の成果をデータに基づいて評価する新たな取り組みです。


将来的には介護予防施策の費用対効果分析へ
本実証では、まず身体機能データを活用して事業効果を可視化します。
さらに今後は、測定結果やアンケート、参加講座の内容などを統合し、参加者の特性ごとの分析を進める予定です。これにより、どのような住民層に介護予防効果が高いのかなどを分析し、より効果的な介護予防施策の設計につなげることを目指します。
データだけでなく、人との対話を大切に
AILEでは、測定結果を単なるデータとして扱うのではなく、参加者一人ひとりとの対話を大切にしています。
計測結果をきっかけとして自身の健康状態に関心を持ち、健康づくりや介護予防への意識向上につなげていただくことも本取り組みの重要な目的です。
私たちは、データ分析だけでなく、住民の皆様と直接向き合う現場でのコミュニケーションを通じて、健康寿命の延伸と地域の持続可能な健康づくりに貢献してまいります。

*当日は滝沢市 武田哲 市長 も測定会に参加してくださいました!
今後について
AILEは今後も自治体や企業との連携を通じて、歩行解析AIを活用した介護予防・健康増進の取り組みを推進してまいります。また、EBPMの実現を支援することで、限られた財源の中でも効果的な政策立案が可能となる社会の実現を目指してまいります。
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